読んだ本の感想「究極の判断力を身につけるインバスケット思考」鳥原隆志
最近読んだ本の感想。
チームや会社のまとめ役やリーダー、役職についた人に仕事の決定の仕方で悩んでいる人におすすめ。
誰にオススメか
アマゾンのレビューにもあるが、会社によっては昇格試験の項目になっており、勉強のために買っておられる方が多いようだ。
自分はチームのリーダーになった際に先輩に勧められて読んだのだが、ちょっと遅かったのか当たり前のことが書かれていると感じる上に、100%正解とも言えないような最適解がない本だという印象を受けた。
限られた時間の中でリーダーの仕事をするための問題集
- 読んだことある率80%
- 分かってるわ率100%
- 人間関係を重視する上司タイプの人はいいかもね率100%
アイデアをバンバン出して尊敬を集めて引っ張るタイプには向かないかも。どちらも立てられるような「win-win」の関係を築ける方を重視する人向けか。
これだけ読んでも「いやそうだろうけども、なんか物足りねえな・・・」となる。不思議。問題が20問以上あってめんどい。
本当にこれであってる?最後は自分の経験と勘
自分の会社に落とし込んだ時は必ずしもはてはまらないことが多い。むしろ自分のそれまでの経験とそこから導き出した勘のほうが役に立ちそうだ。
これはあくまでも悩んだときと会社の昇進試験での勉強のときだけに活用すればいいと思う。